妊娠中の様々な不調を緩和してくれるマタニティヨガ。今までヨガをやったことが無かったけど、
妊娠を機にヨガを取り入れてみようとお考えの方や穏やかな産前産後を目指して、マタニティヨガを取り入れている方も増えてきています。
この記事ではMY Team 一般社団法人全国産前産後バースケアラー協会 理事の助産師 瀧口 小百合さんを迎え、
「ヨガ初心者でもマタニティヨガはできるの？」といった素朴な疑問から
マタニティヨガのメリットや、妊婦がヨガをする時の注意点などをご紹介。
是非、この記事をCHECKしてマタニティヨガを始めてみませんか？
ヨガに興味はあるけれど、初心者でもできる？妊娠中でもできる？といった疑問を解決していきます！

1.マタニティヨガって何にいいの？

ヨガは腹式呼吸が主になります。腹式呼吸により、骨盤底筋を鍛えしなやかにすることができます。
骨盤底筋とは骨盤にある内臓を支えるハンモック状の筋肉の集まりでお産のときにもとても大切な役割をしています。
ヨガをすることで、出産時の骨盤底筋群のダメージを少なくし、産後も回復を早め尿漏れなどのトラブルを予防することにも繋がります。
そして出産時、陣痛の間のお休みタイムにいかに心身ともにリラックスできるかが大切になってきます。
日頃からヨガの呼吸を練習しておくことで、出産時にも赤ちゃんにたくさん酸素を送ることができ、落ち着いて臨めることができます。

2.ヨガ初心者でもマタニティヨガはできる？

妊婦さんにはマタニティヨガはとってもおすすめです。
マタニティヨガの目的は、安産力を高めたり、筋力体力アップ、ココロを整える。
ハードな動きをするわけではないため、初心者の方でももちろん大丈夫です。
マタニティヨガは、ポージングよりもいかに上手に呼吸ができるかが大事になってきます。

3.マタニティヨガの服装って？おすすめの服装は？

妊婦さんは、血流量や、血圧などの変動も大きくなります。そして、成長したお腹で足元が見えにくかったり、動きが制限されることもあります。
ですので、腹部や鼠蹊部、胸を圧迫しない、伸縮性があり動きやすいものがいいですね。
更に、気分が上がるようなデザイン、着たくなる、続けてみたくなるようなものを選ぶと楽しみも増えますね！

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4.マタニティヨガをやる際の注意点

まずは、安全に注意しながら行うことが1番です。
妊娠すると、身体の重心がかわってきたり体重も増え、足のむくみなど感覚も鈍くなることもあるのでバランスの動きでは、
ふらつきや転倒に注意が必要になってきます。

また、お腹の張りや違和感に注意もしていきます。
始める時は主治医に確認することと、少しでも体調不良を感じたときはやめて横になって休み、続くようであれば受診をしましょう。

また、日頃から自分の体調の変化に目を向けて無理にポージングしない、自分にとっての心地よさを感じていくことも大切になってきます。
日々のマタニティヨガを取り入れて、リラックス赤ちゃんとの会話をぜひ楽しんでくださいね♪

5.まとめ

いかがでしたか？
マタニティヨガには出産を手助けしてくれる、メリットがたくさん！
気分上がるかわいいヨガウェアも身に着けて、心も体も健康に妊娠期間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
ぜひ参考にしてみてくださいね！

この記事の監修

MY Team 一般社団法人 全国産前産後バースケアラー協会 理事
助産師 瀧口 小百合さん

看護師/保健師/助産師
山口県出身・山口県宇部市在住
山口大学医学部保健学科助産師コース 卒業

【職歴】
東京大学病院女性外科
神奈川県のフリースタイル分娩 湘南厚木病院産科 勤務
一般社団法人 全国産前産後バースケアラー協会 理事

MY Team 一般社団法人 全国産前産後バースケアラー協会

「子ども達を元気にするために、まずは子ども達の一番近くにいるママをサポート」という理念のもと産後うつを予防するために、産前からのケアを大切にする専門家チーム。
助産師・理学療法士・トレーナー他、多職種連携でオンラインで産前産後ケアを行っている。
産前からの産前産後ケアができる専門家を増やすための資格認定で誕生した『バースケアラー』のインストラクターは、助産師と共に活動できることから、マタニティ時期から安心してレッスンをすることができるだけでなく、安全な産後ダイエットのサポートなどもできるようになり、活躍の幅を広げている。

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