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2024.6.27
ピラティスとヨガの違いとは?それぞれの共通点や向いている人についても紹介

ピラティスとヨガの違いとは?それぞれの共通点や向いている人についても紹介
ピラティスとヨガについて、「似ているもの」と感じている方も多いのではないでしょうか。しかし、両者は成り立ちや目的などにおいて、明確な違いがあります。
この記事では、ピラティスとヨガへの理解を深めながら、それぞれの違いや共通点などを解説していきます。どちらかに挑戦しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

◇◇目次◇◇

1.ピラティスとは?

まずは、ピラティスの起源や成り立ち、種類について解説します。

◇ピラティスの成り立ち

ピラティスとは、1920年代に、ドイツ人の看護師であるジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティス氏が考案したエクササイズのことです。幼い頃から体が弱かったピラティス氏は、自分の体質を改善するためにさまざまなエクササイズを研究し、ピラティスを生み出しました。

その後、第一次世界大戦中に従軍看護師として働いていたピラティス氏は、負傷兵のリハビリトレーニングのために、器具を使ったピラティスのメソッドを考案したといいます。
そして、ピラティス氏が1926年にアメリカへ渡ると、ピラティスのためのスタジオを開設するなど、ダンサーやアスリートなどを中心にピラティスを広めていきました。

現在では、アメリカだけでなく、日本でも人気のエクササイズの一つとなっています。

◇ピラティスの種類

ピラティスには、大きく分けて「マットピラティス」と「マシンピラティス」の2種類があります。マットピラティスは、ヨガのように専用のマットの上で、自分の体重を負荷にして行なうものです。

一方のマシンピラティスは、専用の器具を使って行なうもので、高齢者や女性の方が取り組む場合や、負荷を調整して取り組みたい場合などに適しています。

ベッドのような形の「リフォーマー」、ベッドの周りに天蓋のような枠が付いた「キャデラック」、比較的小さいアーチ型の「バレル」などが代表的な器具です。これらの器具を使用すれば、何通りものトレーニングができます。

2.ヨガとは?

ピラティスとヨガの違いとは?それぞれの共通点や向いている人についても紹介
続いて、ヨガの起源や成り立ち、種類について確認していきましょう。

◇ヨガの成り立ち

ヨガは、およそ4,500年前の古代インドで、仏教やヒンドゥー教の修行法として用いられたことが起源といわれています。現在は、ポーズや呼吸法、瞑想を組み合わせて、心と体を整える健康法の一つとして捉えられることが多いでしょう。

しかし、本来は「ヨガ=瞑想」であり、悟りの境地に至るまでの手段として用いられていました。その瞑想の効果を高めるために、さまざまなポーズが確立され、現在のヨガの形になったと考えられています。

◇ヨガの種類

ヨガには、数多くの種類(流派)が存在し、目的や運動量がそれぞれ異なります。そのなかで、現代ヨガの基本となっているのが「ハタヨガ」です。

10~13世紀頃に発祥したとされるハタヨガは、すべてのヨガの基本にもなる呼吸法とポーズを重視したヨガで、運動量もそれほど多くはありません。そのため、ヨガ初心者や、ヨガの基本を身につけたい方におすすめの種類(流派)です。

その他、運動量が多く体の強化を重視した「パワーヨガ」や、妊婦の方向けの「マタニティヨガ」、高温多湿の環境下で行なう「ホットヨガ」などもあります。

もちろん、レッスンによっても運動量や難易度は異なるため、ヨガ経験の有無やその日の体調、気分などに応じて、自分に合ったヨガを選ぶとよいでしょう。

3.【項目別】ピラティスとヨガの違い

ピラティスとヨガの違いとは?それぞれの共通点や向いている人についても紹介
ここまでの内容から、ピラティスとヨガの成り立ちを理解できたかと思います。

以下では、ピラティスとヨガの違いをより細かく理解するために、目的・動作・呼吸法の3つの観点から両者を比較していきましょう。

◇目的

リハビリトレーニングとして取り入れられてきたピラティスは、無理なくバランスの整った体作りをすることがおもな目的です。体の深層部にある「インナーマッスル」をはじめとする筋肉を、強くしなやかに鍛えるとともに、骨盤や背骨などの歪みを改善することができるでしょう。

一方、ヨガのおもな目的は、ポーズや呼吸法、瞑想によって精神を統一し、心と体を安定した状態にすることです。ヨガにも筋肉を鍛える効果は期待できますが、本質的な目的はあくまで精神面の安定・強化である点で、体作りを重視するピラティスとは異なります。

◇動作

ピラティスでは、止まることなく体を動かし続けるのが基本です。ただし、ただ体を動かすだけでなく、動きながら自分の内面にも意識を向けるため、ピラティスは「動く瞑想」とも呼ばれています。

一方でヨガは、呼吸に合わせてゆったりと動いたり、ポーズをとってキープしたりと「静止」の時間が多いのが特徴です。

◇呼吸法

ピラティスの基本の呼吸法は「胸式呼吸(または胸式ラテラル呼吸)」です。胸式呼吸とは、鼻から息を吸って肋骨を大きく広げ、腹筋を使って口から息を吐く呼吸法を指します。

胸式呼吸は、自律神経のうち、心身を活動的な状態にする「交感神経」を優位にする点が特徴です。交感神経が優位になると、体に適度な緊張感が生まれて筋肉を動かしやすくなるとともに、集中力も高まるでしょう。

一方、ヨガで用いられる呼吸法は、鼻から息を吸ってお腹を膨らませ、お腹をへこませながら鼻から息を吐く「腹式呼吸」です。

胸式呼吸の3倍以上もの空気を取り込める腹式呼吸は、自律神経のうち、心身をリラックスさせる「副交感神経」を優位にします。副交感神経が優位になることで、心と体の緊張がほぐれて瞑想の効果を高められるでしょう。

このように、ピラティスとヨガでは、それぞれの目的を達成するのにふさわしい呼吸法を選択しています。

4.ピラティスとヨガには共通点もある

ピラティスとヨガには違いがありますが、一方で、共通する点もあります。具体的には、次のとおりです。

• ボディラインが引き締まる
• 体の歪みが整う
• 慢性的な体の不調が改善される
• 肌や髪の毛がきれいになる

それぞれについて詳しくご説明します。

◇ボディラインが引き締まる

ピラティスもヨガも、自分の筋肉や骨の動きを意識しながら行ないます。そのため、一般的な筋力トレーニングでは強化しにくいインナーマッスルを、効果的に鍛えることが可能です。

インナーマッスルには、体の表層部に位置する「アウターマッスル」の動きを補助したり、全身のバランスを整えたりする役割があります。さらに、インナーマッスルを鍛えることで基礎代謝がアップするため、結果的にダイエット効果にもつながるでしょう。

ピラティスのほうが、ボディラインの変化やダイエット効果を実感しやすいと考えられますが、体を引き締めるためには、ピラティス・ヨガいずれの場合も継続することが大切です。

◇体の歪みが整う

ピラティスやヨガを行なえば、全身の筋肉をほぐしつつ鍛えられるため、体の歪みの改善につながります。

体の歪みを整えるうえで特に重要なのが、体の支柱となる骨盤です。骨盤を正しい位置に戻すことで、美しい姿勢を手に入れられます。

◇慢性的な体の不調が改善される

前述のとおり、ピラティスやヨガには、体の歪みを整える効果が期待できます。

体の歪みが整うと血行が促進されるため、肩こり・腰痛・体の冷え・むくみなどの慢性的な体の不調の改善が期待できるでしょう。骨盤の歪みの矯正や、血行の促進などに特化したレッスンを受けるのもおすすめです。

◇肌や髪の毛がきれいになる

ピラティスやヨガで全身の筋肉を刺激することで、血流が良くなり、代謝がアップします。その結果、美肌効果や美髪効果が得られるでしょう。

また、特にヨガは、副交感神経を優位にする腹式呼吸を用いるため、そのリラックス効果が肌荒れ防止につながるとも考えられます。

5.ピラティスとヨガ、どちらかを選ぶなら?

ピラティスとヨガの違いとは?それぞれの共通点や向いている人についても紹介
ピラティスやヨガは、オンラインレッスンや動画を活用するなどして、自宅でも簡単に取り組むことができます。挑戦してみたいけれど、どちらを選べば良いのか迷っているという方は、以下の内容を参考にしてみてください。

◇ピラティスがおすすめの人

ピラティスがおすすめなのは、次のような人です。

・ 効率的に筋力アップを目指したい人
・ 積極的に体を動かすのが好きな人
・ 動くことでストレスを発散したい人
・ 運動不足を解消し体力をつけたい人
・ ダイエットしたい人

例えば、ヨガでは運動量が物足りなさそうだと感じるなら、ピラティスを選ぶとよいでしょう。

ただし、「体を動かすのが苦手だとピラティスに不向き」というわけではありません。特に、専用の器具を使うマシンピラティスは、寝たきりの患者でも行なえるように開発されたといわれており、体を動かすのが苦手な方も負荷を調整しながら取り組めます。

◇ヨガがおすすめの人

一方で、ヨガがおすすめなのは、次のような人です。

・ 心の乱れを解消したい人
・ 精神的にリラックスしたい人
・ 瞑想に興味がある人
・ 体の柔軟性を高めたい人
・ 積極的に体を動かすのが苦手な人、または運動の初心者

体を動かしつつ、日々のストレスで乱れた心を落ち着かせたい場合は、ヨガが適しているでしょう。もし、ヨガに慣れてきて運動量を増やしたくなったら、パワーヨガなどの運動量の多いヨガにチャレンジするのもおすすめです。

6.ピラティスとヨガの準備グッズ

ピラティスとヨガを行なう際に必要な持ち物を紹介します。具体的には、どちらも共通して次の6点です。

・動きやすい服
・ヨガマット
・常温の水
・タオル
・着替え
・ビニール袋

それぞれの持ち物について、詳しく見ていきましょう。

◇動きやすい服

さまざまなポーズを取るヨガでは、ヨガウェアもしくは動きやすい手持ちの服が必須です。
ヨガウェアを持っていない場合は、伸縮性が高い素材で、かつ上下が分かれているものを選びましょう。

トップスならTシャツやブラトップ、ボトムスならショートパンツとレギンスの組み合わせや、ストレッチパンツなどがおすすめです。

なお、ヨガウェアの詳しい選び方については、以下の記事で「トップス編」「ボトムス編」に分けて解説していますので、併せて参考にしてください。
▼関連記事▼
最新【ヨガ初心者さん必見】ヨガウェアの選び方をお教えします!

◇マット

マットは、厚さ・素材・重さなどを比較し選ぶ必要があります。
レンタルできるヨガ・ピラティススタジオも多いため、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。

マットピラティスをする場合は、全身を満遍なく鍛えていくためテンポよくポーズを取ったりと動いていきます。
ポーズを切り替える際のケガ防止のためにもクッション性の高いマット(厚さ10mm以上~)を選んだほうが良いでしょう。

<マットの厚さ種類>

・1~2mm
とても薄いマットで、折り畳んで持ち運びしやすいのが特徴です。
ただし、この厚さのマット1枚のみだとクッション性に欠けるため、レンタルマットと併用するか、複数枚準備しておくとよいでしょう。

・3~5mm
標準的な厚さのマットで、クッション性や安定感などのバランスが取れているのが特徴です。
ヨガ初心者の方は、まずはこの厚さを選ぶことをおすすめします。

・6~12mm
比較的厚めのマットで、クッション性が高いのが特徴です。
ただし、一定の重さがあり、持ち運びには不向きかもしれません。
マットピラティスをされる方は、10mm以上の厚さのマットを選ぶことをおすすめします。

◇常温の水

こまめに水分を摂るために、水筒やペットボトルに入った飲み物を準備しておきましょう。
ただし、冷たい飲み物は体を冷やしてしまうため、常温の軟水またはスポーツ飲料がおすすめです。

ヨガやピラティスの最中はもちろん、終わったあとも積極的に水分補給をしてください。

◇タオル

ヨガやピラティスではじんわりと汗をかくため、汗拭き用のフェイスタオルが必要です。
ケースによっては、ヨガマットの上に敷く「ヨガタオル(ヨガラグ)」や、レッスン後のシャワーの際に使うバスタオルもあるとよいでしょう。
ヨガタオルとは、ヨガマットを覆えるほどの大きさのタオルで、ヨガマットに汗が付いて滑りやすくなるのを防ぐ役割があります。

◇着替え

自宅でヨガウェアに着替えてからヨガスタジオに行く場合でも、汗で濡れたまま帰宅するのは、風邪を引いてしまう可能性があります。
そのため、替えの下着やトップスを事前に準備しておくと安心です。

◇ビニール袋

汗で濡れた服やタオル類を直接バッグに入れるのは、衛生的にあまり好ましくありません。
服やタオル類が入る大きさのビニール袋を準備しておけば、清潔に持ち帰ることができ便利です。

7.まとめ

ピラティスとヨガは、成り立ちや目的・動作・呼吸法などにおいて違いがありますが、ボディラインの引き締め効果や、体の歪みの改善効果などの共通点もあります。「ピラティスとヨガ、どちらかを選ぶなら?」の章を参考にしつつ、できれば実際に体験してみて、どちらが自分に合うかを判断してみてください。

また、ピラティスやヨガを行なう際には、動きやすい服装も欠かせません。水陸両用アスレジャーブランド「ALBOVE」には、ピラティスやヨガにぴったりなトップス・ボトムスが豊富にそろっています。デザイン性にも優れているため、デイリー使いにも着回すことが可能です。

モチベーションを高められるウェアを見つけて、ピラティスやヨガを楽しみながら継続してみてはいかがでしょうか。

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